社員食堂、保養所などの豆知識
冬季(11〜3月)を中心に、ノロウイルスを原因とする嘔吐・下痢などの健康被害が多発しています。ノロウイスルによる感染症及び食中毒の発生を防止するためには、感染予防の基本は「手洗い」「加熱」です。ノロウイスルに対する知識を持って、予防しましょう!
ノロウイルスの感染予防 基本原則は3つ   (トイレ編)
@ 病原体との接触防止 食品に関連した仕事に従事している方がノロウイルスに感染し症状が出た場合、出勤しないという行為が接触阻止になります。
A 感染経路の遮断 感染者から感染していない人へウイルスが移る経路を断つことをいいます。
B 感受性宿主の一掃 ウイルスの活動を抑制することをいいます。抗ウイルス治療薬による治療や、ワクチンによる予防接種がこれにあたります。
食品製造施設内でのノロウイスル対策を考えたとき、症状が出た方は仕事を休んで就業しないようにすれば、@の病原体との接触阻止は可能です。
ノロウイスルのワクチンは開発されていないので、B感受性宿主の一掃は不可能です。
残された対策はA感染経路の遮断となります。
接触感染
人がトイレで排便後、手を良く洗わず、人や器具、食品などに接触することにより二次的にノロウイスルが起こします。
排便後の手洗い⇒ノロウイスルの危害は排便直後から始まります。トイレットペーパーでお尻を拭いた後そのまま手を洗えるシンクがあるのが理想的です。
トイレのドアノブを開閉するときに衛生的に注意をしましょう。
飛沫感染
ノロウイスルを含む嘔吐物や下痢便から舞い上がる飛沫を間近で吸ってしまい、飛沫感染を引き起こします。
便を流すときに蓋をすることです。蓋をするだけでかなりの水の微粒子が拡散することを防げます。自動で蓋が閉まって、自動で水洗できれば理想的です。
空気感染
ウイスルが埃などの小粒と共に物理的な衝撃で空気中に舞い上がり、人が吸ってしまうと空気感染になります。
換気設備を設置し、換気をし続けることで空気感染の経路をある程度遮断できます。ただし、施設内に空気を送り込む吸引口の隣に位置していた場合、かえってリスクが増大してしまいます。